今回の見学は日頃からお世話になっているクローバー上郡ブランチ様に声をかけていただき参加する事ができたました。ありがとうございます。
「障害者千人雇用の取り組み」とは総社市における障害者数である約千人を「障害者も働く権利と義務がある」という考え方の基、5年間の間に千人を一般就労又は福祉的就労させようという事業である。総社市が他の自治体と違う所は、市長が率先して事業推進に努めている事で、障害者千人雇用委員会・障害者千人雇用センターを設置し、障害者千人雇用推進条例を制定・施工し、市役所をはじめとする行政機関全体でで障害者雇用に取り組んでいる所である。行政機関全体で取り組んでいる事により、総社市に籍を置く企業も積極的に障害者雇用を進めているのである。
総社市障害福祉課の方に丁寧に説明を受け、障害者千人雇用センター等を見学させていただく。すると福祉課の方から「市長に会ってもらいたい」という話になり、急遽、緊張しながら市長室へ。お話する時間をいただいたので「市長はどうして福祉の中でも障害者、またその中でも就労という所に注目されたんですか?」と質問してみた。市長から「今の政治家が答えの出せない問題が、障害者福祉、雇用、農業等いくつかあります。私はせっかく市長になれたんですから、他の人が難しくてできないことからやってみようと考えました」と答えて下さった。5年で達成できなければ辞任するとおっしゃって笑われていた。本当に迫力が有り、豪快な市長で市職員とも積極的に話す人柄が総社市役所の良い雰囲気になるんだろうと感じました。
「障害者も働く権利と義務がある」それを聞いて、私も含めて、障害者、健常者に関わらず利用者、従業員、職員全員が働く権利と義務を自覚し、権利ばかり主張し、義務を果たさない人間にならないよう気を付けたいと思います。
本当に感じる事の多い見学に参加させていただきありがとうございました。