2013年10月27日

必要無いのは思い込み(日記になってしまいました)

たまにはプライベートの話。
昨夜、久しぶりに高校時代からの友人とお酒を飲みに行った。彼とは大体半年に1度位呑みに行き、毎回、楽しさの勢い余って2人ともベロベロに酔ってしまったりする仲である。酒の席ではあるが、やっぱりこの年齢になるとお互いの仕事の話が主であり、本当に色々な話をする。彼から「やっぱり30歳位になると、自分のやってる仕事に悩むようになるな~」と。彼は高校時代から将来を考え、高校卒業後大きい企業に就職し同年代の給与水準よりかなり高く安定した給与をもらいながら、休みの日は指導者として子供達にサッカーを教えている。そんな彼をず~っと、私は友人ながら尊敬し、羨ましく思っている。
彼は「たしかに今の仕事は安定してるし、生活に十分な収入もあるけど、会社の工場の狭い世間の中で、ある程度のポジションを与えてもらってると、自分が頭を打つ事が無いんや。やっぱり人間、頭打ってなんぼやろ?色んな新しい人と会って、新しい事始めて、苦労して、すごい人を見た時に何か成長する気がするねん」と。その意識の高さが凄いと改めて尊敬した。
そして、彼の方が私の事を羨ましいと。確かに、今、障害者に関わる仕事をさせてもらっていて、その仕事の中で沢山の「凄い人」に出会える私は、本当に恵まれていると感じる。その凄い人は、障害者、健常者に関係無く、どちらにも存在する。確かに辛い事や、疲れてしまう事もあるが、自分がやりたい事をさせてもらえるのは本当にありがたい事であるし、やりがいを感じ、成長できそうな気がする。これを障害者の仲間に還元できればとおもっている。
そして、新しい事に挑戦し、時に自分の考えを曲げてでも事業の為、ひいては障害者の為、つまり自分のやりたい事の為に考え、行動する時に私は成長できる気がするし、喜びを感じるのである。そして、障害を持つ仲間だけで無く、職員も含め「殻を破ってくれた時」に本当に嬉しく感じる。残念ながら「殻を破れない」人間が障害者、健常者に関わらず、存在するが、その中でも「殻を破ろうとしてくれる仲間」と一緒に頑張りたいと思うし、そんな私自身が「殻を破り続けていかないといけない」と感じる。
そして彼から「(私)さんが、新しい挑戦をした時に決めた事ある?」と。私は「特に決めた事は無いで、俺見たままやから、いい加減な人間やから(笑)でもまだ2年ぐらいやけど「自分はこんな人間で、こうあるべき」ていう勝手な思い込みと「自分の仕事はここまで」ていう勝手な思い込みは、絶対に必要無いし、邪魔やわ。でもたまに、そういうのが出てきて、行動出来ずに時間を無駄にする事があるから直さなあかんわ」と・・・
ほんまに俺って人間は(泣)直さんとあかん。
こういう話ができる友人がいてくれる事も、ついてるな~と思います。
いや~、自分はやっぱり、ついているな~と感じるこの頃です。
posted by たつのGHO at 16:20| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年10月20日

わたしたちもおうえんします

揖保小学校からの見学の話。
10月10日・17日と揖保小学校4年生40名が見学に来て下さった。福祉教育の一環として、障害を持つ方への理解と触れ合いを目的に、お話をいただいたのである。
初日の10日に「障害者とは」という話をし、たつのGHOで行っている作業について各作業の利用者・従業員が説明を行った。そして先日の17日、体験学習として農園作業の一つとして行っているバジル栽培における収穫作業を体験してもらった。障害を持つ方との触れ合いが目的なので、簡単な説明の後生徒達を4班に分け、各班に作業講師として農園作業班利用者を配置した。
農園作業班利用者は、時に質問に答え、時に一緒に作業し、時に指導しながら作業した。
バジル収穫開始から15分経った頃、生徒達にデモンストレーションとして農園作業班利用者のバジル摘みを見てもらった。農園作業班利用者は、一心不乱に作業するし、集中力が途切れる事が無いので、凄いスピードで収穫箱にバジルが積みあがっていく。それを見た生徒達から「おぉー」「すげー」との声があがった。
「ウサイン・ボルトやー」と・・・(笑)
揖保小見学 711.jpg
バジル収穫体験の後、生徒達に「皆さんが教えてもらった講師の人は、正直勉強が得意ではないし、話をするのも得意ではありません。でも一生懸命仕事をする人で、見てもらったように、何より仕事ができる人です。皆さんも障害を持つ方に負けないように一生懸命頑張れる人になって下さい。そして、たつのGHOの人と会った時は、知らない人ではないので挨拶してあげて下さい」と話し、バジルをお土産に持って帰ってもらった。
その日の夕方、引率の先生から、生徒達が書いてくれた手紙を貼った大きな模造紙をいただいた。沢山の感謝の言葉が書かれた手紙と共に、真ん中には「わたしたちも Gがんばる Hひとを Oおうえんします」と書かれており、本当に嬉しくなりました。
DSC01038.JPG
たつのGHOの利用者・従業員・職員も生徒達に負けないよう、もっともっと頑張りたいと思います。
posted by たつのGHO at 12:38| 日記 | 更新情報をチェックする

2013年10月02日

罪の実感

裁判傍聴の話。
本日、午前中にたつのGHOの従業員1名、利用者1名を連れて裁判の傍聴に参加した。今回、播磨特別支援学校様のご厚意で、特別に学校行事に参加させていただいたのである。なぜ同行させたのが2名かについては、プライバシーの関係上詳しくは説明できないが…たつのGHOと関わり始めてからの素行を考えると、今後、裁判の被告人になってもおかしくない2名だからである。2人には「裁判を受ける人が自分だと想像して見るように」と事前に話しておいた。かなり厳しい言葉であるが、2人の今までの行動が…
裁判が始まり、宣誓、検察官からの質問、弁護人からの質問と順に進んでいく。余談ですが、以前に障害者の証人として証言台に立ち、話した事を思い出した。 ふと連れてきた2人を見ると、顔を真っ赤になっており、結局、裁判が閉廷し、裁判所を出るまで表情はそのままであった。
帰りの車中で2人に感想を聞くと「本当に怖かった。絶対にしません」と答えた。
沢山の人達の前で、罪を明らかにするプロセスを実際に目にする事によって、罪を犯すという事がどういう事か実感できたようである。2人には酷な体験かもしれないが、経験に勝るものは無いのである。
障害を持つ方が罪を犯し、服役し、出所後も行き場が無く、再犯し、再度服役する、つまり障害者の再犯率は5割を超えるそうである。障害が有ろうが無かろうが、もちろん罪は罪である。ただ、社会的な受け皿は必要だろうと感じました。そして今回の2人も含め、罪は犯して欲しくないし、罪を犯さないようにどうしていけばいいかを考えたいと思います。
posted by たつのGHO at 18:41| 日記 | 更新情報をチェックする