会話の流れの中で「それじゃあ、自分はリスクが無い事業をやっていけば良いという事やな?」と聞かれ、私は自然な流れで「そうです」と答えた。
一日の業務が終わり、自分の仕事を振り返っている時、初めて自分の口から自然に出たその言葉に気付き、ビックリしてしまいました。
リスクを冒さず、安定を求める組織に成長は無いし、ましてや障害者に成長や変化を求める我々は成長し変化しないといけない。そしてその象徴である法人は常に成長し変化しなければいけない。一人の人間としても、リスクを冒さず安定を求める人間に成長は無い。
こんな基本的なわかりきった事を、理解していながら、自分が吐いた言葉の感覚の間違いに、時間が経たないと気付かない自分にがっかりしてしまいました。
周囲の心ある人の善意に頼り切った安定や、障害者の必死に自立しようと取り組む姿勢を見れる事に満足している自分は「頑張る人では無い」と感じました。今から(何度目か数えきれないですが)心機一転、頑張ろう決めました。
今、事務所の目の前に新しいビニールハウスの鉄骨が建ちはじめています。
自分を何とか立て直さないとと感じれた一日でした。
現状行っている福祉施設・訓練、及び新たな福祉事業や自主事業の事では無いので、あしからず。