たつの市民祭りの話。
11月3日の日曜日、たつの市民祭りに参加した。
たつのGHOが発足してから約2年、毎年参加している行事である。毎年、市役所前の良い場所を確保していただき、利用者・従業員・職員がネギ焼きを販売させてもらっている。
今年は生憎の天気であったが、7時に集合し、準備等を進めながら何とか10時に販売スタート。

今年からネギ焼きの中に甘辛く炊いた牛スジとコンニャクを入れた。客足は上々で、午後3時に販売終了の予定が、午後1時30分には完売していた。毎年、ご協力下さる皆様、本当にありがとうございます。
たつのGHOの中での役割分担では、販売する人、ネギ焼きを焼く人、具材を補充する人等を分けて各々の役割をこなす。実は、こういう普段の作業と全く異なる環境・役割・業務を与えられた時、障害を持つ方の普段の訓練の成果や現状がよく見えたりする。積極性の有る人・無い人、指示が無くても動ける人・有っても動けない人等、普段では見えないものが見える。彼らが就職して実際の就職先での1日目、就職先での第一印象を決める大切な初日の姿がここでは見えるのである。もちろん彼らに限った事ではないが…

それはさておき、注文が入り受付担当が「ネギ焼き2枚お願いします」と言うと、職員が「ありがとうございます」と。すかさず焼き担当の障害者全員が「ありがとうございます!」と声を揃えて大声で。
「どこぞの居酒屋やみたいや」と苦笑いしつつも、やっぱり元気は大切だし、こういう環境で恥ずかしい素振りを見せない皆を見て嬉しくなりました。
posted by たつのGHO at 10:58|
日記
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